こいのぼりの選び方-雛人形リンク集

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こいのぼりの素材の種類と違いについて。また、市販されているセット内容の種類の違いについて説明しています。

こいのぼりの素材の種類

現在では、和紙、木綿、ナイロン、ポリエステルを素材としたこいのぼりが市販されています。それぞれに趣きや特性が違います。また、玄関などに飾られる陶器やちりめんで作ったタイプのこいのぼりもあります。その他には、ナイロンの生地に絵を書く自作に近いこいのぼりや、幼稚園や小学校でつくる折り紙や工作の簡単な紙で作るこいのぼりなど様々です。

和紙のこいのぼりは、昔ながらの趣を感じさせます。それは、うろこや顔などの模様が手描きで行われていることからきます。また、現在のように合成繊維が素材として使われる以前は、木綿を使ったこいのぼりと同様に広く飾られていました。ただし、素材の性質上、雨に濡れると破れてしまう為、注意しないといけません。中には、雨に強い油紙で作ったこいのぼりもあるようです。

木綿のこいのぼりは、やはり、昔ながらの趣にあふれます。こちらも手書きで模様付けされます。木綿のこいのぼりもまた、雨に弱く、濡れると色がにじんで落ちてきます。濡れて破れることはないのですが、絵付けの性質上、色が落ちてくるのです。さらに、非常に重量があるため、木綿のこいのぼりをあげる場合は竿に気を使う必要があります。竿は、こいのぼり用としてアルミポールが市販されていますが、通常普及しているタイプのアルミポールでは、その重量に耐えられず、曲がってしまいます。

昭和30年代に登場したナイロンのこいのぼりは、和紙・木綿に比べて雨に強いです。雨に当たっても、破れることはなく、友禅染と同じ技法で絵付けされ、色持ちがするよう圧着加工が行われます。木綿よりもはるかに軽いため、良く風になびきます。太陽光の紫外線による色褪せが1シーズン1ヶ月として、2年くらいはきれいな色のまま飾ることができます。

最近では、ポリエステルで作った鯉のぼりが高級タイプとして現れています。ポリエステルは、ナイロンと同じように雨に強く、丈夫で、色もナイロンと同じように友禅染の技法で染め上げ、定着処理をします。ナイロンに比べ、高温、高圧で行われますので、ナイロンよりも色持ちします。太陽光の紫外線による退色(色褪せ)もナイロンよりも強く、色が長持ちします。やはり1シーズン1ヶ月飾るとすると、5年はきれいな色のままで使えます。ナイロンでは、濡れた状態で太陽光に当たると非常に早く退色がはじまりますが、ポリエステルはその高い対光性のため、濡れた状態で飾って乾かすことができます。そのため、陰干しが必要なナイロンに比べ、ポリエステルのこいのぼりはお手入れが楽と言えるでしょう。(参考 - こいのぼり情報

こいのぼりの市販セット種類

大きいタイプとして6点セット、小さくなると、庭園用、ベランダセット、スタンドセットと室内用に分かれます。こいのぼりは、一般的に吹流し・黒鯉・赤鯉・青鯉と部品がセットされ、吹流しと黒鯉は同じ長さ、赤鯉・青鯉は黒鯉や吹流しよりも少しずつ短くなっています。黒鯉と吹流しの長さが基準とされ、黒鯉が3mだと3mセット、4mだと4mセットとなります。

6点セットは、3m以上のこいのぼりセットが一般的で、吹流し、黒鯉、赤鯉、青鯉と矢車、回転球、ロープ、滑車がセットになっています。ポールは別売で、木材や竹を山から切ってきて利用することができます。木材や竹は竿と呼ばれることが多いのですが、なぜか市販のアルミ製の竿はポールと呼ばれ、『竿』と呼ばれることはありません。もちろん市販のこいのぼり専用ポールを使うこともできます。セットされるこいのぼり - 3m以上

庭園セットは、2m〜4mのこいのぼりがセットされています。庭に設置するタイプで、杭を地面に打ち込みアルミポールを立てるタイプと、自立式スタンドにポールを立てるタイプがあります。杭を打ち込むタイプでは、吹流し・黒鯉・赤鯉・青鯉にポールと杭、矢車、回転球、ロープの一式がセットになっています。用意するものは、鯉が泳ぐじゅうぶんな空間と、地面、そして杭を地面に打ち込むために大きなハンマーです。自立式のスタンドを用いるタイプでは、杭の替わりにスタンドがついています。杭を打ち込む必要がなく、そのためよっこらせと持ち上げて移動も簡単にできます。スタンドそのままでは、倒れてしまうため、砂袋や水袋をスタンドに載せて重りとする必要があります。通常、水袋や、砂袋の入れ物がついていますので、中に詰め込む砂や水を別途用意する必要があります。スタンドタイプではハンマーは必要ありません。

ベランダセットは2m以下のこいのぼりがセットされます。マンションやアパートの手摺りに取り付けられるように、板ではさんでボルトで止める取付金具や、万力のように壁を挟みつける金具がセットされている種類がありますので、ベランダ・手摺りの形状により最適な金具を選ぶ必要があります。板ではさんでボルトで締め付ける金具は、四角い手摺りが前提で、板と板の間に手摺りをはさみ、上と下とをボルトで繋いでしっかりと固定するようになっています。万力のようなタイプは、文字通り、万力のように挟みこんで、上だけボルトで締め付けて固定します。そのため、手摺りのない壁のようなベランダへの取り付けに適しています。他には、ナイロン紐でベランダの柵に固定する簡易金具や、手摺りから出ている縦の棒にU字型のボルトで締め付ける金具がセットになったベランダタイプもあります。これは、手摺りが四角ではなくとも取り付けれる利点がありますが、しっかりとした固定と言う面では、挟み込む金具のほうが優れています。どちらにしても取り付けられなければ、こいのぼりを飾ることができませんので、購入前にしっかりと検討する必要があります。

スタンドセットは、手摺りの形状に関係なく飾れるように工夫され、改造されたタイプで、自立式スタンドを設置することによって、ベランダへ固定することなく飾ることができます。ベランダの手摺りも必要なく、壁も必要ないため、玄関や庭先でもこいのぼりを飾れるのが特徴です。しかし、短所もあります。自立式のスタンドを設置に使用するため、足場に余裕がないとスタンドを置くことができません。スタンドを置いたとしても、ベランダであれば、洗濯ものを干すのに必要な場所でしょうから、その幾分かの足場をスタンドにとられることになります。スタンドセットは、通常、水袋が付属されていますので、水袋に水を入れてしっかりと固定します。

最新では、簡易スタンドとして、スタンドタイプの欠点だった足場の邪魔を考慮して設置面積を減らし、そのかわりポールのどこか1箇所を何かに縛り付ける改良型も出てきました。(参考 - こいのぼり情報

こいのぼりの竿について

こいのぼりの竿は、市販されているものに、アルミポールがあげられます。また、木材や、竹を使用する場合もあります。木材は、杉や桧が使用される場合が多く、竹は孟宗竹が使われます。山から切ってくる場合が多く、運搬に手間がかかることと、上げ下ろしに人手が必要とされます。杭を2〜4本、地面に打ち込んで井垣を組み、竿をしっかりと固定します。非常に丈夫ですが、何年かおきに、新しいものに取り替える必要があります。市販品以外では、鉄骨を立てる場合もあり、これは工事が必要なので建設業者に依頼する必要があります。強度の面では非常に高い信頼性があります。市販されているアルミポール以外では、学校などの国旗を立てるポールを検討する人もいます。強度はこいのぼりポールよりもはるかに高いですが、工事が必要なことと、購入費が高いことが欠点です。市販されているこいのぼり用のアルミポールは、肉厚によって強度が違い、強度を補強するため張り綱(トラ)が必要なものや、張り綱が不必要な肉厚タイプがあります。張り綱はこいのぼりが絡む原因となります。絡むと最悪の場合、ポールを降ろして絡んだ鯉を外す必要があるため、張り綱なしの強化タイプは人気がありますが、張り綱式のアルミポールに比べ高価です。また、張り綱無しの肉厚タイプは、土台の固定にコンクリートを使って固める必要があり、固定する地面を掘り返す必要があります。この作業が大変ですが、一度土台を設置すれば、飾る以外の時にはポールを撤去し、固定パイプに蓋をするだけの見た目のよさと、そのパイプを次の年にも使うため、あとが楽になります。注意すべき点は、10mを超えるポールはあげるために人数を必要とし、中には、重機を使わないと立てれない16mの大型ポールも存在します。揚げ降ろしを工夫したポールもあり、18mのポールを2人で立てれるような優れものもありますが高額です。市販されているアルミポールはどんな強力な肉厚ポールでも、杉の丸太や孟宗竹に強度はかないません。(参考 - こいのぼりポール販売

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